PHP開発環境を作る(NetBeans + XAMMP + Windows 8.1)

前回、Windows7に開発環境を作ったが、Windows 8.1 の環境にも、PHP開発環境を構築することになった。

  • OS : Windows 8.1
  • XAMMP 1.8.3
  • NetBeans 8.0

環境は上記の通り。

XAMPPインストール

まず、Apache, PHP, MySQL の環境を自分のPCに作るためにXAMMPをインストール。
XAMMPの日本語サイトに行き、最新版の1.8.3のインストーラーをダウンロード。
(ファイル名はxampp-win32-1.8.3-4-VC11-installer.exeだった。)

あとは、ウィルスソフトが入っていると、どーのこーのとか、Program Files 直下だとUACで動かないかもといった感じの注意がでるので、OKと次へでひたすら進める。

コントロールパネルが立ち上がったら、ApacheとMySQLの横のStartを押して立ち上げる。
xampp20130713

その後、ApacheのAdminというボタンを押してページが立ち上がればApacheのインストールは完了。

kulog20140727-3

下記のページの場合は、日本語を選べば上記のページになる。
kulog20140727-2
phpInfo()というメニューを押して、下記のようなページがでれば、PHPも無事起動している。

kulog20140727-4

MySQLのAdminをクリックして、phpMyAdminが開いて動いていれば、MySQLも多分OK。

 

NetBeansインストール

次にNetBeans8.0をインストールする。

ちなみに、NetBeans IDE 8.0 は、現時点(2014/07/27)の日本語サイトのトップページでは、まだリンクが切り替わってないので、ダウンロードページから取得する。
https://netbeans.org/community/releases/80/index_ja.html

今回は、PHPなので、PHPの項目のものだけでよい。
kulog20140727-5

 

あと、ダウンロードしたインストールを起動して、「はい」「はい」進めればOK。

プロジェクト作成方法

ちなみに、プロジェクトはファイルメニューから新規プロジェクトを選択し、PHPのPHPアプリケーションを選択。

kulog20140727-15

プロジェクト名を適当に決めて、XAMPPをインストールしたフォルダのhtdocsにソース・フォルダを作成。

PHPのバージョンとデフォルトエンコーディングを各自の環境に合わせる。ちなみに、PHPのバージョンは、書いてあるようにヒントに使われるだけで、実際に動作するPHPはXAMPPのPHP次第になる。

NetBeans8.0からPHP5がヒントに追加されている。

kulog20140727-7

次に、実行環境をlocalhost直下にして、というかそのまま次へに行く

PHPフレームワークは使用しないので何もせず次へ行く

最後に、NetBeanse8.0から追加されたコンポーザというステップ。
なんのことか分からなかったが、どうやらPHPのパッケージ管理システムのComposerのことらしい。これを日本語訳にするとか凄まじいな。とにかく今は使わないのでそのまま終了。

kulog20140727-8

以上。

あとは、緑▷で動作すると思います。

 

XDebug設定

NetBeansとXAMPPを同時に使うのだから、デバッグ環境は設定しないと。

まず、Adminからphp.iniを開き、XDEBUGという項目を探す。

kulog20140727-10

そしたら、少し書き換える。

[XDebug]
zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll"
;xdebug.profiler_append = 0
;xdebug.profiler_enable = 1
;xdebug.profiler_enable_trigger = 0
xdebug.profiler_output_dir = "C:\xampp\tmp"
;xdebug.profiler_output_name = "cachegrind.out.%t-%s"
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_handler = "dbgp"
xdebug.remote_host = "127.0.0.1"
;xdebug.trace_output_dir = "C:\xampp\tmp"

 

んで、Apacheをコントロールパネルから再起動。

さきほどの、phpinfo()メニューから、xdebugの項目を確認する。

kulog20140727-11

前回、Windows7 のときは、ここではまったが今回は特になにもなくすんなりいった。

 

NetBeansでデバッグ

そして、NetBeansでデバッグ環境を作る。
といっても、特に何もしなくも動いた。

ツールのオプションを選択し、PHPタブをクリックするとデバッグポートを設定するページなどがあるのだが、すでに9000ポートで埋まっていた。
xdebugのポート番号はデフォルトで9000ポートを使用しているので、まぁ、ようは何もしなくてよかった。
kulog20140727-14

あとは、適当にブレークポイントを指定して、ブレークポイントの背景のついた緑▷ボタンを押せば、ステップ実行が可能になる。

kulog20140727-13

 

今回は、わざわざブログに残す必要もないほど、何の苦労もなかった。

 

NetBeans …いいね。

 

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PHPの開発に慣れてきたら、以下の記事もどうぞ
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